STAFF BLOG
2019年11月16日
ONE千葉どうぶつ整形外科センターでもMRI撮像が10月から可能になりました。
MRIが撮れるようになって何がわかるようになるかというと・・・
たとえば、突然後ろ足がひきずるようになってしまった時、すぐに頭に思い浮かぶのは「椎間板ヘルニア」という病気かもしれません。
でも、実は他にも考えなければいけない病気があります。「脊髄梗塞」などです。「椎間板ヘルニア」は手術で治す病気に対し、「脊髄梗塞」は内科治療になります。
このように2つの病気の治療法は、異なるものです。MRIをすることで、この2つの病気を判別することができるのです。多くの病院で設置されているCTでは、脊椎(背骨)の奇形や腫瘍病変といった骨の病気を見つけることが出来ますが、脊髄の炎症や浮腫(水ぶくれ)、出血などを見つけることができるのはMRIなのです。
わからなかった病気を診断して、治療に繋げることで、飼い主様の安心につながったらいいなと、思います。
すべての動物にうごける喜びを!