ONE自由が丘 ご利用者様の声
コマツちゃん（股関節形成不全・内側鉤状突起分離）

ワンちゃんのご紹介をお願いします。

　バーニーズマウンテンドッグの2歳(メス)です。生後4ヶ月で我が家に迎えました。自宅の庭に大きな松があり、そこからコマツ(小松)と名付けました。手脚が長めで、人懐っこく、お家が大好き。茹でた鶏ムネ肉が好物です。
　近所のペットショップで出会い「この子だ！」と思うも決めきれずにそのまま閉店時間に。それでも気になって帰宅後にショップのサイトを見ると、その日のうちに100km先の別のショップに移されたことがわかり、次の休みに慌てて迎えに行きました。

ONE自由が丘に来院された経緯

　お迎えした当初から、あまり散歩に行きたがらない子でした。公園やドッグランでは走るので不思議に思っていました。そんなある日、ドッグトレーナーから歩き方の異変を指摘されてかかりつけの病院に診てもらうと、股関節形成不全との診断でした。どこか良い病院がないか検索して調べたりしていたところ、同犬種の繋がりで知り合った友人からONEさんで手術したワンちゃんの話を聞き、受診を決めました。
　ONE横浜で診察を受けると、股関節よりも肘の方が重傷（肘関節形成不全・内側鉤状突起分離）となり、肘は手術し、股関節は筋肉で補い脚を支える方法をご提案いただき、お願いしました。そして、術後リハビリでONE自由が丘にお世話になることになりました。

ONE自由が丘でのリハビリ内容

　主なメニューはプールでのハイドロセラピーでした。元々川で泳ぐのは好きでしたが、院内では自由に泳げないので飽きがちに。その際に「声がけして励ましてください」と先生に言われたのですが、これが意外と大変でした(笑)。
　私たち自身もリハビリの経験がなく、当初はどこまで改善するのか一抹の不安や疑念がありましたが、病院だけでなく自宅でもできるメニューも教わって実践していく中で、身体の調子が良さそうなコマツを見てその思いも消えていきました。

リハビリを経た現在の様子

　コマツの場合「骨性支持でなく筋性支持で」と指導されており、筋肉が落ちないように一年以上経過した今もリハビリを継続中です。その甲斐あって、症状はこの1年で見違えるほど改善しました。リハビリに通っていると周囲に話すと驚かれることさえあります。
　朝晩の散歩も徐々に自ら進んで歩くように。今では持久力も付いてきて、1時間以上も歩いてもまだ物足りなそうな顔をする時もあります。また、お座りの仕方がキレイになりました。症状が出て以降はできなくなっていた行動や仕草がまた見られるようになって、毎日楽しく過ごしています。何より、楽しそうに歩いたり走ったりするその一歩一歩に、家族の私たちが励まされています。

（2025年3月）