ONE千葉どうぶつ整形外科センター
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ONEどうぶつ整形外科センター東京 院長
中條 哲也先生
整形外科の2次診療専門医として研鑽の日々だからこそ、必要なのは成長できる環境に身を置くこと。
キャリア形成にベストともいえる新世代動物医療企業ONE for Animalsの魅力に迫ります。
中條哲也
ONEどうぶつ整形外科センター東京 院長
趣味は読書とお酒を楽しむことで、自宅の蔵書数は1,600冊を超えるほどの読書家とのことです。
先生が日々感じられている“ベストな環境”とは具体的にどのようなものなのかをお聞かせください。
要素を2つあげるとすると、1つ目は執刀数の多さです。私が所属するONE for Animalsグループでは年間1,300件に迫る手術を行っており、多くの執刀経験を積むことができます。外科医にとって執刀数はそのまま自身の成長に直結する重要な要素だと考えます。そして2つ目は技術水準の高さです。ONEグループの手術は合併症発生率の低さが特徴です。多くの執刀経験を通して蓄積された知見があるため、どのように手術をすれば合併症を起こさずに治療できるか、そのノウハウが豊富です。自身の診療・治療技術を効率よく向上させる上での“ベストな環境”としては、この2つの要素が大きいと思います。
―ベストな環境から享受できるメリットは何でしょうか。
ONEの手術では執刀医が複数入ることも特徴としてあげられます。経験豊富な執刀医が集まることで、自分だけでは思いつかなかったような、よりよいアプローチを発見できることがメリットの1つですね。同時に、それぞれが克服したトラブルを共有することで、事前にリスクを回避できる点もあげられます。全員で少しずつ改善をし、改善点をすり合わせていけるところは、この環境だからこそ得られる魅力でもあると思います。
複数の執刀医はグループ内で調整するのですか。
各院に対してサポートをし合えるような体制を敷いています。おかげで、助け合い教え合いながら、という相乗効果を持つのもONEならではの特徴ですね。一方、個別の院としてはライバルとして切磋琢磨し合える距離感も、ONEが備える環境のいいところだと考えています。
図1 独り立ちを目指すONE for Animalsのキャリアステップ
当院のキャリアステップは、このようになります。恵まれた環境下でこれらの3つのステップを踏みながら、一方通行ではく、独り立ち後に前のステップに戻り、他のエキスパートの技術や考えを吸収し直すような機会も存在します。こういう繰り返しが、整形外科医としては一番成長しやすい環境だと考えています(中條先生)。
図2 中條先生の平均的なタイムスケジュール
研究面でのビジョンを強く持っている先生もいるので、勤務医全員が週5日、朝から晩まで手術漬けというわけではありません。フレキシブルに働きながら、研究に時間を割いていただけるような、色々な雇用形態を持つところもONEの強みですね。福利厚生もしっかりしています(中條先生)。
ONE for Animalsという恵まれた環境下で積むキャリアステップは、どのように形成されるのですか。
ONEでは図1のように3ステップを進みます。ONEの強みは、この3つのステップを全部満たしながら、かつそれを相互に行き来できるような環境です。国内はもちろん、海外をみても全ステップを同時に用意できる環境というのは、そうないと思います。
ステップ3へ進まれている中條先生がどのように勤務をされているのか、気になる先生も多いと思います。
私の平均的な1日のスケジュールを図2に紹介します。当然診察や手術に大半の時間を割きますが、そこでの経験は獣医療業界、ひいては社会全体に還元されるべきだと考えています。そのため、空き時間を利用してデータをまとめ、学会や論文での発表なども行っています。
日々の診療や研究に没頭できる、ということですね。
例えば開業するとなると、獣医療を磨く以外に経営業務も行う必要があります。病院経営においては、仕入れ面や管理面に割く労力が負担になるので、日々の診療よりもむしろそちらが悩みの種になる先生もすごくたくさん見受けられます。しかしながら、ONEには専門の経営グループがいるので、より獣医療の技術を磨いていくことに注力できるのです。正直なところ、今の私たちは経営陣に甘えさせてもらっている部分も大きいと思います(笑)。
そういったサポート体制がONEの強みであることがよくわかりました。ほかにもありますか。
経営陣や院長クラスが第三者的に入ることで、各獣医師のスキルを定量化するという制度の導入を始めています。スキルを数値化することで、獣医師それぞれ強化が必要な領域を明確化し、全員の底上げをしていけるようなシステムです。国内の動物病院でこういう取り組みをしているところはあまりみたことがありません。
―そのシステムが目指すところを教えてください。
これから体系的に勉強して新しく手術を始める先生に求められることは、大きな失敗をせずに次のステップへ進んでいくことです。トライアル・アンド・エラーを繰り返してばかりですと、最悪の場合は大きなトラブルにつながってしまうこともありますので……。システマティックに体制化されたサポートの下で成長することで、安全にスキルを強化していくことが命題だと考えています。
―先生が感じる“やりがい”をお聞かせください。
私自身は今の仕事にとてもやりがいを感じています。その背景にあるのは、ご紹介を通じて多くの先生方と密に連携し関わりを持てること、そして自身が研鑽を積んできた知識と技術により患者様やご家族に喜んでいただけることです。一方、症例が“治った”という結果だけに満足していると成長が止まってしまうのでは、との懸念もしています。日々新しい情報を取り入れ、また発信することで、自分が成長するとともに後進へとバトンを渡していく獣医師でありたいと心がけています。まだまだ道半ばですが、その道を歩み進むことも大きなやりがいにつながっています。
―そう思える先生が求められる人材でもあると……。
そうですね。ただ、獣医師として目指す先はさまざまですので、必ずしも私と同じでなくても構わないと思っています。獣医療に自分なりのやりがいを感じて楽しめる方。一緒に仕事ができたら嬉しいと感じるのは、そのような先生方です。
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ONE for Animalsでは一緒に整形外科手術の執刀にあたる獣医師を募集しています。
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