特に小型犬では、先天的に膝蓋骨脱臼が発生しやすいため、飼い主様はあらかじめその点を考慮し、注意深く観察を行う必要があります。膝蓋骨脱臼は股関節異常との関連も報告されているため、股関節部位のチェック項目と合わせ、飼い主様にチェックいただきたい内容をまとめています。
・跛行(足をひきずる)などはないか?
・太ももの部分を両手で計り、左右対象に筋肉がついているか?
・後足を片方ずつ上げたとき、どちらか片方を上げるのを嫌がるようなことはないか?
・犬を歩かせ、後方から見た場合、左右対称に着地しているか、どちらかが巻くようなことはないか?
・犬を歩かせ、側面から見たとき後足の伸びは同じか?
・伏せからスムーズに立ち上がれるか?
・腰を振りながら歩いていないか?
・後足がうさぎ跳びのように揃って走っていかないか?
・横座りしていないか?
・犬を立たせて、後足を片方ずつ後ろに延ばしたとき、どちらか嫌がるようなことはないか?
・高いところに飛び乗れるか?
・後足をかばうようなことはないか?
・歩いたり走ったりする際に突然ケンケンをすることはないか?
・突然、後足を時々後ろに伸ばすことはないか?
・運動後に後足をかばうことはないか?
・立たせたとき、後足の足先が内側や外側に向くことはないか?
・足を曲げたときに、膝の位置でコクッという感触が感じないか?
Group OF ONE for Animals
東京で唯一のONE for Animalsグループです。院内にはCTを整え、千葉院と連携を取りながら治療にあたっています。
東京都港区芝2丁目29-12-1F
TEL:03-6453-9014
院長:中條 哲也
リハビリ専門の獣医師(CCRP保有)がセンター長を務める、プール付きのリハビリ特化型施設です。早期回復のサポートを行います。
東京都目黒区柿の木坂1-16-8
TEL:03-6459-5914
センター長:岸 陽子
横浜スタジアム傍のCTを備えたセンター。手術を日々実施しており、手術までの日数が短いのが特徴です。
神奈川県横浜市中区太田町1丁目7−1
TEL:045-305-4014
センター長:森 淳和