STAFF BLOG

スタッフブログ

STAFF BLOG

ドックラン大改造!

2022年5月4日

こんにちは。ONE千葉どうぶつ整形外科センターです。   みなさん、大型連休をいかがお過ごしでしょうか?コロナの感染に気を付けて楽しい時間を過ごしてくださいね!   さて今回は… 併設のドックランを大改造しましたのでご報告いたします! と言ってもパッと見た感じは大きく変わらないんですが(汗 人工芝の下の土を掘り返し、コンクリートを入れたり… 私には説明が難しいので写真でご覧いただけると助かります!   とにかく!水はけが良くなったのと、人工芝も新しくなりました! 誰が一番乗りかな!?    

麻酔外科学会での発表を終えました!

2022年4月6日

こんにちは。ONE千葉どうぶつ整形外科センターです!   梅の開花も終わり桜が開花しそろそろ満開ですね! コロナで自粛されてはいますが…お花見シーズン到来ですね!   さてさて連日の更新になりますが…今回は! 日本獣医麻酔外科学会にて当センター院長小林が「ロッキングプレートでの術後経過、治癒成績」について発表を致しました。   当センターをご利用いただく患者様また、獣医療に少しでも貢献できるよう今後も邁進してまいります。

大会長賞ダブル受賞!?

2022年3月29日

こんにちは。ONE千葉どうぶつ整形外科センターです!   卒業シーズンも終わり新年度が明けますね! 新学期の始まりや入職などで家族が離れたり戻ったり…環境の変化に愛犬・愛猫さんの体調に変化はありませんか? さてさて今回の内容は… 先日千葉県獣医師会による獣医学術年次大会が行われ、当センター院長小林と金井獣医師が「大会長賞」をダブル受賞しました! 小林院長は「ネコのMonteggia骨折に対し橈骨頭の脱臼整復をスレッドピンにて実施した症例について」、金井獣医師は「椎間板ヘルニアを疑い紹介来院した437症例-その他診断が下った92症例」について発表いたしました。   当センターをご利用いただく患者様また、獣医療に少しでも貢献できるよう今後も邁進してまいります。

CLINIC NOTE No2!

2022年3月10日

こんにちは。ONE千葉どうぶつ整形外科センターです。 寒い時期も終わり、春が近づいてきましたね! そろそろ桜が開花する時期でしょうか!?愛犬さんとお花見楽しみたいですね!   以前紹介させていただきました「CLINIC NOTE」の3月号に小林院長と石黒先生の記事がまたまた掲載されました。 今回の内容は膝蓋骨脱臼、レッグ・カルベ・ペルテス病、前十字靭帯断裂、膝蓋骨脱臼グレード分類についてです。 ONE for Animalsではこれらの症状で多くの患者様が来院されています。 1頭でも多くの患者様が元気な頃と変わりなく歩けるように、スタッフ一同努力してまいります。

ウッドデッキ製作中!

2022年2月13日

皆さんこんにちは!ONE千葉どうぶつ整形外科センターです。 そろそろバレンタインですね! 皆さん、愛犬・愛猫さんにチョコレート取られないよう気を付けてくださいね!   さて、現在エントランス横が少し賑やかになっていることに気づかれた方はいらっしゃいますか? 実は殺風景だったエントランス横にデッキを作ろうと作業をしているところなんです! 私も完成形がどうなるのか詳しくはわからないので、皆さんと一緒に見守ろうと思っています。 随時経過をブログにて報告させて頂きます。乞うご期待ください!  

軽井沢から嬉しい便りを!

2022年1月27日

こんにちは、ONE千葉どうぶつ整形外科センターです。 寒い朝が続いていますが、皆様いかがお過ごしですか? 私は朝布団と融合しそうで、いつも格闘しています。   さて、昨年1月に当センターで膝蓋骨脱臼の手術をした柴犬のイヴちゃん。イヴちゃんは脱臼のグレードが高く、大変なオペで約20日間入院していました。手術と長い入院生活を乗り越えたイヴちゃんが、先日元気な姿を見せに軽井沢から来てくださいました。 イヴちゃんは私たちのことを覚えていてくれたみたいで、みんなの匂いを嗅ぎ、病院内をクン活していました。 お洋服もとても似合っていました。パパさんママさん流石です!!   イヴちゃんのお家はコーヒーショップをされていて、おみやげにコーヒーを頂戴しました。 さらにオーダーすれば写真を袋に載せて頂けるようで、頂戴したコーヒーの袋にはイヴちゃんの可愛い写真がたくさん載っていました。 しかも豆や焙煎度を自分好みにカスタマイズできるそうなので、コーヒー好きにはたまらないですね! 見て癒され、飲んで楽しめるコーヒーでした。 皆様もぜひ検索してみてください!KARUIZAWA COFFEE COMPANYさんです!(https://www.karuizawacoffee.info/)

年末のご挨拶

2021年12月27日

こんにちは、ONE千葉どうぶつ整形外科センターです!   年の瀬ですね。寒いです。

12月は師走と言われることもあり、年末に向けて何かと多忙な時期かと存じますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて、今年も1年間ありがとうございました。
皆様のご信頼やご協力があり、今年も無事に乗り切ることが出来ました。
来年も「全ての動物に動ける喜びを」を基に、少しでも多くのワンちゃんネコちゃんを助けられるようスタッフ一同より一層努めて参ります。
今年1年ありがとうございました。
来年もよろしくお願い致します。
それでは皆さん良いお年を。
年末年始も骨折・椎間板ヘルニアなどの緊急の場合は一度ご連絡いただければと存じます

週刊ダイヤモンド

2021年11月29日

こんにちは、ONE千葉どうぶつ整形外科センターです!   2021年も遂に12月ですね。毎年のことながら、この時期は月日が流れるのが非常に早く感じます。 しかしここ数日で気温がめっきり下がり、冬らしい厳しい寒さが垣間見えるようになりましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。 12月は師走ということもあり年末年始に向けて皆様お忙しくなるかと存じますが、そのような時期にこそしっかり暖かくして休み、体調を崩さないようご自愛いただければと存じます。     さて、今回は当院が雑誌の記事に掲載されたお話を。     2021年12月27日発行の商業誌「週刊ダイヤモンド」にて、犬猫の飼育について様々な特集が組まれております。 その一つである「獣医師が選ぶ 信頼できる動物病院ランキング」において、   整形外科部門第1位を、 総合ランキングでも第4位を頂きました。     当院では、発足以来から「すべての動物に動ける喜びを」をモットーに、獣医療における最先端の整形外科治療を提供できるよう努めてまいりました。 今回、このような形でその活動を評価して頂けた事を非常に嬉しく思います。   ここまで来られたのも当院をご紹介頂ける動物病院や獣医師の皆様、何よりも当院を信頼して大切な家族を預けてくださる皆様のご協力あってこそのことであると存じます。 本当にありがとうございました。     今後も少しでも多くの動物達に自由に動ける喜びをお届けできるよう、スタッフ一同研鑽してまいります。 以上、今後ともOne for animalsをよろしくお願い致します!

クリスマスツリー

2021年11月24日

こんにちは、ONE千葉どうぶつ整形外科センターです!   まだ少し早いですが、今年もクリスマスが近づいてきましたね。 イベントやセール、ケーキなどの定番料理の宣伝も飛び交い、忙しなくもどこか楽しい雰囲気がある時期となりました。 小さいお子様がいらっしゃるご家庭では何かと大変なことも多いかと存じますが、いかがお過ごしでしょうか。   さて、最近ちらほらとではありますが、外装や屋内を電飾でライトアップしているお家やお店が出てきているように感じます。 それに伴い、当院でも毎年ちょっとしたクリスマスツリーを玄関に飾らせて頂いているのですが、 今年も飾り始めました。   赤を基調にキラキラしています。   些細なことではありますが、皆様が少しでもより明るい気分になれるようなきっかけになればと願っております。 これから冬に向けて一直線となり、どんどん気温も下り坂になっていく事かと存じますが、風邪などをひかれないようご自愛いただければと存じます。   以上、よろしくお願いいたします! メリークリスマス!

駐車場ライト

2021年11月17日

こんにちは、ONE千葉どうぶつ整形外科センターです! 11月も半ばとなり、気が付けばすっかり陽の沈みが早くなりましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。 明朝や夜などは肌寒く感じることも多いですが、秋らしいさっぱりとした涼しい日が続いているように感じる今日この頃です。 紅葉も少しずつ色づき始めており、千葉県内では今月の後半には見ごろとなるそうです。 お散歩がてらワンちゃんと一緒に近所へ紅葉狩りに、というのもとても良さそうだなぁと思い馳せております。     さて、先ほど申したように陽が沈むのがすっかり早くなり、17時や18時には辺りが真っ暗になるようになりました。 当院の駐車場には明かりが少ない上に段差なども多く、薄暗い中だと視界が悪く運転しづらくなってしまうこともしばしばあります。 そのため、 新たにライトを設置しました。   ソーラーパネル付きです。   これで、退院等で夜に来院されるご家族様にも安心して駐車場をご利用いただけるようになればと存じます。     乾燥して喉や肌などを痛めやすい時期となりましたが、皆様お身体にお気をつけてお過ごしください。 以上、よろしくお願い致します!

駐車場増設中。

2021年10月11日

こんにちは、ONE千葉どうぶつ整形外科センターです!   先日大きな地震がありましたが、皆様ご無事でしょうか。 最近地震や大きな災害があるたび、日頃からの災害の備えがきちんと出来ているかと不安になることがよくあります。 非常食や防災グッズの準備のほか、ペット同伴可の避難場所の確認など、いざという時に慌てず行動出来るようにしなければと、しばしば自戒しています。 なかなかその意識を維持するのは難しいですが、日頃から少しずつ頑張っていければなぁと思います。     さて、当院の駐車場に入ってすぐ横、ドッグランに隣接しているスペースでただいま工事を行っています。 このスペースにも新たに車を一台停められるようになるため、よりスムーズに皆様をご案内できるようになるかと思います。 ただいまセメントで舗装を行っております。皆様がご利用できるようになるまでもう少しかかりますので、今しばらくお待ちください。     そのほかにも、ご来院される皆様が少しでも快適に過ごせるように少しずつ院内の様々な場所を改修しておりますので、今後ともご期待ください。 以上、よろしくお願いいたします!

CLINIC NOTE

2021年10月2日

こんにちは、ONE千葉どうぶつ整形外科センターです!   涼しくなりましたね。すっかり秋らしくなって参りました。 近日までタオルケットで寝ていたら寒くて体調崩しそうになりましたが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。   近頃はコロナに気を取られがちですが、急激な気温の変化が続くと体調を崩したり風邪をひいたりする時期でもあるのでそちらも気を付けていきましょう。 手洗いうがいを忘れず、暖かくして就寝を。   さて、今回はONE千葉どうぶつ整形外科センターの活動の一つをご紹介します。   獣医師が診療の際に手助けにしている教科書や資料がいくつかあり、その中の一つとして獣医療雑誌というものがあります。 様々な出版社から定期的に出版されている雑誌で、色んな疾患の診察の仕方や治療法について、新しい情報がわかりやすくまとめている資料としてよく参考にされています。   その中の一つ「CLINIC NOTE」の特集において、小林先生と石黑先生の記事が掲載されております。 「獣医療リハビリテーション手帳」として、動物に対するリハビリテーションの考え方や実践方法などを数回にわたってわかりやすく解説されている特集です。 整形専門というONE for animalsの特色を生かし、整形に特化したデータやノウハウをこのような形で共有することで、日本の獣医療がより進んだものになればと存じます。     以上、当院ではこのような活動も行っていますという報告でした。 今後ともよろしくお願い致します!

リハビリ設備のご紹介

2021年7月18日

こんにちは、ONE千葉どうぶつ整形外科センターです!   草木の緑が濃くなってきており、暑さとともに夏を実感する景色になってきました。コロナ禍で家の中で過ごすことが多く、運動をしなくては、と感じる日々です。 皆様いかがお過ごしでしょうか。   さて、当院にはホームページに掲載してある通り、リハビリのために大型プールと水中トレッドミルが完備されております。 今回はそれらを少しご紹介しようと思います。 こんなに大きなプールがあります! 小さなワンちゃんはもちろん大きなワンちゃんも使うことができ、リハビリ中はとても楽しそうに泳いでいます。 水中トレッドミルは、プールとウォーキングマシンを組み合わせたようなもので、立つことが難しいワンちゃんも浮力で姿勢を保ちながら歩くことができます。   リハビリの時は飼い主様もご一緒されるのですが、ワンちゃんたちはみんな頑張っている姿を見てもらおうと思うのか、積極的に取り組んでくれているように感じます。   当院に来られるワンちゃんが早く自分の足で元気に動くことができるよう、このような設備を活用して治療に臨んでまいります。 以上、よろしくお願いいたします!

プランター設置しました!

2021年6月23日

こんにちは、ONE千葉どうぶつ整形外科センターです!   ここ最近だんだんと暑くなってきましたね。 梅雨前線も上がってきて雨も多くなり、夏が近付いているんだなぁと感じる今日この頃です。     夏と言えば熱中症。 ヒトと同様に、ワンちゃんやネコちゃんでも暑さにやられて熱中症になってしまう子が増えてくる時期になります。   身体が地面に近い分照り返しの熱を受けやすかったり、毛におおわれている分身体から熱を逃がすのが苦手だったりと、ヒトよりも熱中症になりやすい要因が多くあります。 そのため、散歩や外出、留守番の際などは涼しい場所でこまめに休んだり、水分をしっかり摂れる環境を整えたりなどして、暑くなりすぎないように気を付けてあげましょう。     さて、夏も近付き、草木も元気よく生い茂る季節となりました。 植物も元気よく成長するこの時期、その生命力にあやかろうということで ドッグラン隣にプランターを設置しました。 お花が可愛く咲いています。     ご来院の皆様がこの花をご覧になって少しでも和やかな気持ちなっていただければ幸いです。     以上、これからも暑い日が続きますが、 よろしくお願いいたします!

ネコ、増えました

2021年5月12日

こんにちは、ONE千葉どうぶつ整形外科センターです!   ここ最近すっかり暑くなってまいりました。 日中は汗ばむほど気温が高く、あぁ夏が近づいているんだなぁとしみじみ感じる今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。     さて、以前の記事でもご紹介させていただいた通り、当院では数多くのワンちゃん(置物)が皆様の来院を色んなところでお出迎えさせて頂いております。 玄関なんかはもう溢れんばかりに待っています。     そんなワンちゃんにあふれた当院ですが、   この度ネコちゃんも増えました。   トイレ前のマットもネコ化しました。     ネコちゃんの来院も決して少なくない当院なので、ワンちゃんと同じぐらいにまで仲間が増えればいいなぁと願っております。 また新しい仲間が増えることを願いつつ、今後ともよろしくお願いいたします!

【お知らせ】新型コロナウイルス感染予防策について

2021年5月2日

こんにちは、ONE千葉どうぶつ整形外科センターです!   ここ数日荒れた天気が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。 先日は久しぶりに雷が鳴るほどの荒れ模様でしたが、ワンちゃんネコちゃんは平穏に過ごせましたでしょうか。   雷が落ちるのを聞くと、昔兄から預かっていたネコが雷に驚いて部屋の奥隅に逃げ込んでしまい、数時間に及んで部屋の大捜索が繰り広げられたのを思い出します。 大変でした。本当に。 そのように、雷など急に大きな音が鳴ると驚いて急に逃げ出す子もいますので、怪我等をしないよう皆様も気を付けてあげて頂ければと存じます。     さて、昨今の新型コロナウイルスの影響により各所で規制や感染予防策の強化が行われていますが、 獣医師会からの通達もあり、当院でも従来の感染予防策を見直す運びとなりました。   院内消毒の徹底や待合室の人数削減は従来通りですが、新たに2点ご来院の皆様にお願いしたいことがございます。   1.受付横に新たな自動消毒器を設置しました。ご来院の際には引き続き手指の消毒をよろしくお願いいたします。   2.3密防止のため、今後当面の間院内への入室は1名のみとさせて頂きます。   引き続きご不便やご不安をお掛けするかと存じますが、感染拡大を防ぐため、また皆様に安心してご来院いただくためにも、ご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。     辛い状況が続きますが、再びマスク無く各所を自由に往来できる世の中を取り戻すためにも、一丸となってコロナに立ち向かっていければと存じます。 以上、よろしくお願いいたします。

芝、刈りました。

2021年4月24日

こんにちは、ONE千葉どうぶつ整形外科センターです!   葉桜もすっかり青く生い茂り、日中は少し暑いぐらいの暖かさとなりました。 皆様いかがお過ごしでしょうか。     夏も近付いてきたためか、病院の敷地内にも雑草が積極的に生えてくるようになりました。 特に病院の裏側(駐車場裏)は凄まじく、足の踏み場もないほどに雑草が生い茂っておりました。 蚊や害虫の発生する元になってしまいかねないので、ご来院いただく皆様が刺されたりなどしないためにも、   草を一気に刈ってきれいにしてみました。 石も敷き詰めて、見た目もきれいにしつつ再度生えてくるのを防いでいます。   また、今回に備え新しく芝刈り機も買いました。 私は今まで数えるほどしか扱ったことがなかったので、なかなか緊張しました。 一方で院長の小林先生は何の苦も無く使いこなしていたので流石だなぁと思いました。   コロナ禍で自粛要請が頻繁に解除されたり発令されたりと非常に厳しい状況が続いておりますが、また以前のように気兼ねなく外出や交流ができる日を目指して頑張りましょう。 以上、よろしくお願いいたします!

ONE実習生についてとちょっとした豆知識

2021年4月18日

こんにちは、ONE千葉どうぶつ整形外科センターです!     今回は整形疾患に関連した豆知識を一つ。   ワンちゃんで発症が多く、当院でも外科的治療を行う事が多い「膝蓋骨内方脱臼」という疾患。 膝の皿が内側に外れてしまってうまく足に力が入らなくなる疾患なのですが、これが哺乳類にしか起こらないものだそうです。 恐竜や鳥などの爬虫類や鳥類はもちろん、哺乳類の中でもコアラやカンガルーといった有袋類も膝蓋骨がないため起こらないそうです。   カンガルーは足使って積極的に走り回るイメージがあったので意外ですね。 びっくりでした。     さて、     毎年春のこの時期は就職活動や授業の一環として、様々な学校や他の動物病院などから多くの学生や看護師、獣医師を実習生として受け入れております。   当院は二次診療施設ということで他の病院とは異なる部分も多い中で、整形専門病院としての知識だけでなく、効率よく診察・治療を行うためのノウハウなど、様々なことを学んでいただいております。 診察の時にあまり見かけない人がいるな、と思ったら実習生かもしれませんね。   そのように、当院では実習生の受け入れも積極的に行い、獣医療関係者の教育にも熱心に取り組んでおります!   以上、よろしくお願い致します!

シニア犬雑誌「ぐらんわん!」

2021年4月13日

こんにちは、ONE千葉どうぶつ整形外科センターです!   ここ数日、朝晩は寒くなる日が続いておりますが、皆様体調はいかがでしょうか。 暑いのか寒いのか何とも言えない日が多く、どれぐらいの厚さの服を着ようか毎回迷ってしまう今日この頃です。     さて、シニア犬との暮らし方をまとめた雑誌「ぐらんわん!」に、当院でも理学療法士としてリハビリを担当していただいている石黒先生の記事が掲載されました。 関節の可動域について、わかりやすくまとめて頂いております。 当院の待合にも置いてあり、フリーでお持ち帰りいただけるので是非ご一読いただければ幸いです。     余談ですが、リハビリプール横で漂っている熱帯魚たちですが、こちらも先日仲間が増えました。 最初に比べて随分賑やかになってきました。     まだまだ寒暖差の激しい毎日ですが、皆様体調にお気をつけて元気にお過ごしください。 以上、今後ともよろしくお願い致します!

新制服!

2021年4月7日

こんにちは、ONE千葉どうぶつ整形外科センターです!   春もすっかり深まり、通勤途中 で咲いていた満開の桜もすっかり葉桜になってしまいました。思ったより散り際が早く寂しいものだなぁとひしひし感じております。 今年はコロナ禍で難しいところもありましたが、皆様お花見には行かれましたでしょうか。     さて、春といえば出会いと別れの季節。 卒業式や入学式、新年度の始まりなど、自分の取り巻く環境が大きく変わる季節になります。   当センターでも心機一転、頑張っていこう!という流れがありまして、その一環として   受付の織戸さんの制服が新しくなりました。 黒が基調になり、スッキリした印象になったのではないでしょうか。       当センターでは今年度も変わらずワンちゃんネコちゃん、ご家族の皆様の気持ちに寄り添った診察を行うようより一層気を引き締めて努めてまいります。   今後ともよろしくお願い致します!!

余談ですが

2021年3月19日

こんにちは、ONE千葉どうぶつ整形外科センターです!   もうすっかり春ですね。暖かくなってまいりました。 道端の木にもちょっと早めの桜やらいろんな花やら何やらが咲いていて、あぁ春が来たんだなぁとひしひし感じております。   さて、 余談ですが 当院には受付や玄関口など、様々なところにワンちゃんの置物があり、ご来院される皆様を毎日暖かくお迎えしております。   そんな彼らですが、 先日仲間が増えました。   リハビリ室の看板娘になってたり、   待合室で和気藹々としていたり、   受付にぶら下がったりしています。   他にもいろんなところでお出迎えしておりますので、ご来院の際に気が向いたら探してみるのはいかがでしょうか。     日中はすっかり暖かくなりましたが、まだまだ夜や早朝は寒い日が続きます。 皆様お身体に気を付けてお大事にお過ごしください。  

院内メンテナンス

2021年3月18日

皆さんこんにちは。ONE千葉どうぶつ整形外科センターです。   最近暖かくなってまいりましたね。 皆さん花粉症対策はされていますか? 院長は花粉症もちで時々ずびっとしていますが、コロナではありませんのでご安心を!   さて本日院内メンテナンスを行っています。 ご迷惑をおかけし申し訳ありません。 綺麗な病院で皆様を迎えし、快適な入院生活をおくれるよう努めてまいります。

NEWS!クレジット端末が新しくなりました

2021年3月17日

皆さんこんにちは。ONE千葉どうぶつ整形外科センターです   この度クレジット決済の端末が新しくなりました。 今まで有線の端末にてカード会計を行っており、わんちゃんを抱っこしたままなどご不便をおかけしておりました。ワイヤレスの端末になり、わんちゃん・ねこちゃんとお座り頂いたまま決済が可能になります。 コロナも考慮しタッチ決済も可能になっています。 端末の移行期間に伴い約1ヵ月間はVISA/Masterカードでのご利用をお願いすることとなります。ご不便をおかけいたしますがご了承ください。  

新リハビリ施設

2021年2月27日

皆さんこんにちは、ONE千葉どうぶつ整形外科センターです!   先日は大きな地震がありましたが、皆様の家庭や職場はいかがでしたでしょうか。 当院は幸いにも大きな被害はありませんでしたが、地域によっては大変な被害にあわれた方もいらっしゃるかと存じます。 今後もしばらくは余震の続く可能性があるという事なので、有事の際も怪我等の無いように気を付けて過ごしたいと思います。 今回被害にあわれた皆様の少しでも早い復旧をお祈り申し上げます。     さて、今月2/18から東京目黒区自由が丘にて、新たなリハビリ施設 『ONE自由が丘どうぶつ整形外科リハビリセンター』 がオープンされることとなりました。   ドッグプール施設「QOLA」さんとして運営されていた施設を改修し、獣医療に基づいた整形・神経特化型リハビリテーション施設へとリニューアルさせて頂きました。 このことにより、椎間板ヘルニアなどの運動器疾患の手術を行った子に対し、より専門性の高い知識や技術を取り入れ、柔軟に術後のリハビリプログラムを構築することができます。   この新しいリハビリ施設を通し、「全ての動物に、動ける喜びを」の思念の下、皆様と暮らすワンちゃんネコちゃんが不自由なく、不安なく過ごせるよう、スタッフ一同より一層努めてまいります。     以上、今後ともONE for animalsをよろしくお願いいたします。     最近少し暖かくなってまいりましたが、まだまだ寒い日が続きます。 皆様お身体に気を付けてお大事にお過ごしください。

もうすぐXmas!

2020年12月5日

皆さんこんにちは。ONE千葉どうぶつ整形外科センターです。 コロナ禍で出歩くのも躊躇しますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか? 最近ますます寒くなり冬の到来を感じますね。 そう!冬です!12月です!12月と言えば……クリスマス!! 当院では11月下旬にクリスマスツリーを飾りました。 皆さんのお家ではどうですか? わんちゃん、ねこちゃんがサンタさんやトナカイさんに変身していますか? そんな動物さん達に癒されている今日この頃です!

コロナ対策

2020年12月5日

皆さんこんにちは。ONE千葉どうぶつ整形外科センターです。 寒い季節がやってまいりました。 散歩をしているわんちゃん達も厚手のお洋服を着られていますね。 最近またコロナが流行ってきています。 当院では対策のため手指の消毒、お車でご来院の患者様には車内でお待ちいただいております。 さらに待合でお待ちいただく場合もソーシャルディスタンスをお願いしております。 まだまだ収束の兆しが見えませんが、拡大防止のため今一度ご協力お願いいたします。

新しい看板が出来上がりました

2020年10月16日

皆さんこんにちは。ONE千葉どうぶつ整形外科センターです。 本日、新しい看板が出来上がりました。 入口の上と 病院の側面と 道路からよく見える位置です。 初めての方にも見つけていただきやすくなったと思います。 ご来院の皆様、お気をつけてお越しください。

ネコちゃんをお連れの方へ

2020年10月4日

皆さんこんにちは。one千葉どうぶつ整形外科センターです。 ワンちゃんの来院が多い当院ですが、ネコちゃんも多数ご来院いただいています。 現在は新型コロナウイルス対策のため、基本的に車内でお待ちいただいていますが、 当院の待合室には猫専用の待合室があります。 猫ちゃん、そしてワンちゃんが、お互いを見ることなく待てるつくりとなっています。 人にとっては少し窮屈かもしれませんが、猫ちゃんは狭い空間のほうが落ち着くそうです。 また、周りの状況を眺められるような、地面よりも少し高い場所にいると不安が減るとのことです。 猫ちゃんを連れてお待ちいただく際には、ケージを地面に置かず、椅子の上に置くと 猫ちゃんの不安な気持ちを少し和らげることができるかもしれません。

リハビリ室アップグレード!

2020年9月18日

皆さん、こんにちは。 ONE千葉どうぶつ整形外科センターです。 お越しいただいた方はご存じかもしれませんが、当院には水中トレッドミルや大型プールを設置しているリハビリ棟があります。この度、この建物をアップグレードしました! どこをアップグレードしたかというと…   入り口です!! 中の設備がすごくなったのではと期待させてしまった方、すみません! 今回は入り口です。 今回の工事でリハビリ棟への出入り口がキレイになりました!     これによりリハビリ棟へ出入りが更にスムーズになりました。 段差が少なくなったので、大型犬の出入りも簡単です! これからも皆さんが快適に診察・リハビリを受けて頂くことが出来るよう心がけていきますので、よろしくお願いします!

執筆物のご紹介

2020年8月14日

皆さんこんにちは。ONE千葉どうぶつ整形外科センターです。 先日、2冊の本が当院に届きました。 獣医師用の専門書「犬の治療ガイド2020」と「猫の治療ガイド2020」です。 当院の小林獣医師が犬・猫それぞれの「膝蓋骨内方脱臼」について、 森獣医師が犬・猫それぞれの「股異形成」について執筆しています。 この本は、多くの獣医師が参考とする本のひとつで、専門的な内容となっています。 飼い主様へ説明する際は、丁寧でわかりやすい説明を心がけております。 安心してご来院ください。

院内紹介動画

2020年8月7日

皆さんこんにちは。ONE千葉どうぶつ整形外科センターです。 先日、当院の院内紹介動画が完成しました。 普段見られない手術室や、MRI検査室、CT検査室などがご覧いただけます。 私のおすすめはドッグランです。 ドッグランは外からも見える場所にありますが、実際に中に入ってみると 外から見るよりとても広く感じます。 小型犬はもちろん、大型犬も、十分に歩き回ることができます。 歩行検査やリハビリ、入院中の子の気分転換やお手洗いにと大活躍のドッグランは 当院を語るうえで欠かせない施設のひとつです。

災害に備えて

2020年7月18日

皆さんこんにちは。ONE千葉どうぶつ整形外科センターです。 各地での豪雨の被害が深刻となっています。 自然災害は避けることができません。 昨年関東が台風の大きな被害を受けたことは記憶に新しいと思います。 今年も暑い夏、そして台風の季節がやってきます。 また、いつ大きな地震が起こるかわかりません。 自然災害に対して常日頃から備えておく必要があります。 避難時に持ち出すものは、人のものと一緒に、大切なペットのものも準備しておきましょう。 避難所はお住まいの市区町村のホームページで確認できますが、ペット連れ可の避難所は掲載されていないことが多いようです。 ペットと一緒に避難できる場所は限られるため、事前に問い合わせ等を行い把握しておきましょう。

本日は、なんと……

2020年7月7日

皆さんこんにちは。one千葉どうぶつ整形外科センターです。 梅雨の季節に突入し、蒸し暑い日々がまいりました。 さてさて、我らが院長小林が本日誕生日でした!               誕生日ケーキ、私たちも少し御裾分けしてもらいました!(^^)! お誕生日おめでとうございます!! ちなみにロウソクが5本ですが50歳ではないようです…。  

熱中症にご注意ください

2020年7月5日

皆さんこんにちは。ONE千葉どうぶつ整形外科センターです。 湿度が高く、暑い季節となりました。 当院では新型コロナウイルス対策のため、お車でご来院の患者様には 車内でお待ちいただいております。 その際に気を付けていただかなければならないのが、熱中症です。 ワンちゃん・猫ちゃん、そして人も熱中症にならないよう、必ずクーラーをつけてお待ちください。 やむを得ずお待たせする場合もありますので、水分補給も忘れずにお願いします。 ただし、絶食・絶水をお願いしているワンちゃん・猫ちゃんには与えないようご注意ください。 ご協力よろしくお願いします。

画像診断特別診療日 4月

2020年3月31日

今月のCT・MRI画像診断特別診療日の開催は 4月は11日 25日に来院予定です てんかん症例や脳神経疾患を疑う症状があり検査をご希望される方は 予約のご連絡をお願い申し上げます(完全予約制 件数に限りがありますのでお早めにご連絡ください)

CT・MRI 画像診断 特別診療日3月

2020年3月1日

今月のCT・MRI画像診断特別診療日の開催は 3月は14日 28日に来院予定です てんかん症例や脳神経疾患を疑う症状があり検査をご希望される方は 予約のご連絡をお願い申し上げます(完全予約制 件数に限りがありますのでお早めにご連絡ください)

入院中の様子

2020年2月9日

入院中の我が子の様子は、皆さん気になるところだと思います。 実際に私の犬と猫たちがONE千葉で預かってもらったことがあり、その時のとっても安心したエピソードをお伝えしたいと思います。 うちの犬は、動物病院育ちで基本的に病院が大好きなのですが、以前勤務していた病院ではケージに入れるとずっと吠えたり、おしっこを我慢するためお水をあまり飲まなかったりしていました。 ONE千葉では、全然吠えず、優等生だったそうです。スタッフみんなが声をかけてくれて楽しかったのだと思います。(うちの子がそう言っている気がします笑) おしっこもドッグランの時にしていて、いい子だったよぉと言われてビックリしました。というのも、うちの子は病院だと他の子たちの匂いで、トイレ以外のところでしてしまうと思っていたからです。ONE千葉では、入院中、1日に2~3回はドッグランに出してもらえるので、快適だったようです。

猫たちは寝床と大きいトイレが入るケージに入れてもらい、隠れ家になる段ボールの中で過ごしていたようです。私がお迎えに行くと扉の前まですり寄ってきました。今までは迎えに行ってもずっと怒っていたのですが、怖くなかったのだと思います。猫さんたちは、犬の鳴き声だったり、トイレの形・砂が家と違ったり、朝晩の身体検査(体重測定・聴診・手術部位の確認など)でどんどんストレスを抱える子が多いですが、ONE千葉では、ちょっとしたことなのですが、怖がらせない、嫌がらせないよう、ストレスを与えない工夫をしています。 可愛がってもらえた、嫌な思いをしなかった、おやつを食べた・・・動物それぞれで思うところは違うけど、退院後に病院に喜んで入ってきてくれる子たちが多い気がします。 補足ですが、うちの院長、動物に嫌われないんです(^―^)そして、裏ボスは猫マスター!!!

もふもふのブランケットがあると寝心地がいいワン♥広いでしょ~

滑らない床は足の安全第一です!

茶色のマットは通気性もよくって、同じ体勢でも痛くならないワン!

年末年始の診療について

2019年12月30日

本年もONE千葉どうぶつ整形外科センターを大変ありがとうございました 診療日ですが 年末の通常診療は12月29日までとなります 年始の通常診療の開始は1月4日です 骨折や歩行不能な椎間板ヘルニアなどの整形外科の緊急症例は 時間外対応となりますがご連絡ください

MRIとCTの違いは何だろう・・・

2019年11月16日

ONE千葉どうぶつ整形外科センターでもMRI撮像が10月から可能になりました。 MRIが撮れるようになって何がわかるようになるかというと・・・ たとえば、突然後ろ足がひきずるようになってしまった時、すぐに頭に思い浮かぶのは「椎間板ヘルニア」という病気かもしれません。 でも、実は他にも考えなければいけない病気があります。「脊髄梗塞」などです。「椎間板ヘルニア」は手術で治す病気に対し、「脊髄梗塞」は内科治療になります。 このように2つの病気の治療法は、異なるものです。MRIをすることで、この2つの病気を判別することができるのです。多くの病院で設置されているCTでは、脊椎(背骨)の奇形や腫瘍病変といった骨の病気を見つけることが出来ますが、脊髄の炎症や浮腫(水ぶくれ)、出血などを見つけることができるのはMRIなのです。 わからなかった病気を診断して、治療に繋げることで、飼い主様の安心につながったらいいなと、思います。 すべての動物にうごける喜びを!

お部屋の中が、全面銅貼りになってます!

2019年9月22日

来月には、ONE千葉に新しい検査機器“MRI装置”が導入されます。

今、工事の真っ最中です。

ここがMRI装置が入るお部屋で全面が銅板で貼られています。

MRIは検査中”ドッドッドッドッドッ・・・”と大きな音を立てていますが、何の音かわかりますか?

これは、磁場を作っている音なんですが、この磁場が部屋から漏れないように銅が貼られています。本当は、金でも銀でもいいんですって!!!

もし、磁場が部屋から漏れてしまうと時計が狂ってしまったり、ペースメーカーが壊れてしまいます。

少しMRIに興味をもっていただけたでしょうか?

銅ですか?

獣医師 いずみでした。

骨折治療の考え方_前足(橈尺骨骨折)③~タイタンロック~

2019年5月26日

皆さんこんにちは。ONE千葉どうぶつ整形外科センターです。   今回は、骨折の治療で使われる新しいタイプのスクリューとプレートについてお話しします。   その名も、「タイタンロック」! 強そうですよね。   これまで、1.0kg未満の動物にとっては、ちょうどよいサイズのプレートやスクリューがありませんでした。   そんな超小型犬たちにも使えるサイズと強度を保った画期的なインプラントが「タイタンロック」です。   材質は高強度なチタン。   さらに、プレートとスクリューの固定する方法が構造的にも優れているんです。   ちょっと難しい話になりますが、「ロッキング」と呼ばれる構造で、 プレートとスクリュー同士が強固にかみ合うようにできています。   骨にとって優しく、且つスクリューの緩みも少ないつくりなんですよ。   当院ではこのタイタンロックでの骨折治療が可能です。   もちろん、当院で使用しているタイタンロック以外の通常サイズのプレートたちも、ロッキング構造ですので、その点はご安心ください!     ケガのない生活を送れるに越したことはありませんが、万が一の骨折の場合でも、まずはご相談いただければ幸いです。   皆さんと動物たちとの生活が明るいものになりますように!

骨折治療の考え方_前足(橈尺骨骨折)②

2019年5月18日

皆さんこんにちは。ONE千葉どうぶつ整形外科センターです。   前回の続きの前足の骨折(橈尺骨骨折)に関してのお話です。   橈尺骨骨折に対して成功率が高い治療法は「金属のプレート(インプラント)で固定する」です!   これは金属でできた「プレート」と「スクリュー」を使う方法です。   …平たく言うと、「板」と「ネジ」ですね。 でもここはかっこよく、プレートとスクリューと呼ばせてください。   仕組みとしては、骨折した部分に「プレート(板)」を当てて、「スクリュー(ネジ)」でプレートと骨とを固定する、というもの。   インプラントで固定することにより、折れた骨同士がズレてぶつかり合うことがなくなるので、   「痛みが出ない」→「安心して前足を使う」→「骨に適切な力が加わる」→「治癒へ向かう」   という、回復に向かう良い流れが生まれるというわけ。   骨折は治癒までには通常2か月ほどはかかりますが、プレートとスクリューで固定することで、必要以上に長い期間包帯を巻かずに済んだり、骨にちょうど良い力をかけながら回復へ導くことができたりと、メリットがたくさんあるんですよ。   とはいえ、きっと気になるのは、   「うちの子は体が小さいけれど、インプラントのサイズは合うかしら?」   なんてことではないでしょうか。   ご心配なく!インプラントも進化しています!   次回は新しいタイプのプレート&スクリューについてご紹介します!楽しみにしていてくださいね!

骨折治療の考え方_前足(橈尺骨骨折)①

2019年5月11日

皆さんこんにちは!ONE千葉どうぶつ整形外科センターです。   本日は骨折の治療に関する情報をお伝えいたします!   事故がないに越したことはないのですが、どんなに気を付けていても不慮の事故が起これば、ワンちゃんたちも骨折してしまうことがあります。   特にトイ・プードル、パピヨン、チワワなどの小型犬種では骨の細い前足(橈骨と尺骨)が骨折してしまうことがとても多いです。     もしそんな状況になってしまったら、こんな考えが頭をよぎるのではないでしょうか?   「なんとかギプスか何かで自然に治ってくれないかしら…」     …結論から言うと、残念ながら人間のようにギプスだけで完治させることは難しい場合が多いです。   というのも、動物は動き回るからです。   どんなに「じっとしていてね」とお願いしようが、 どんなに普段いい子だろうが、 人間の思い通りにおとなしくしている子は、まずいませんよね。   骨が折れた状態で動いてしまうと、折れた部分で骨同士がぶつかるので、痛みが出ます。 痛みのせいでかばったり、骨がずれ回復に必要な刺激が骨に加わらなくなります。 そしてその結果、骨は適切に回復することができなくなってしまうのです。   つまり…   「痛い」→「かばう」→「回復に必要な刺激が骨に加わらない」→「治癒しない」   という悪循環が生まれてしまうのです。   そのほかにも、動物は体毛が多いので、長期間のギプスは蒸れたり擦れたりして皮膚を傷める原因になります。 もちろん、ギプスをなめたりかじったりしないように言いつけるだけでも大変ですよね。   このようにギプス治療には、完治までの自宅での管理の面でも、不利な点が実は多くあるんです。   では、どうするのがベストなのでしょうか。   それはまた次回お話しいたします!乞うご期待!

新しい仲間が増えました

2019年4月30日

皆さんこんにちは!ONE千葉どうぶつ整形外科センターです。   先日、当院に新しい仲間が増えました!     「可愛い看護師さん?」 …いえ、たしかに可愛いのですが違います。   「イケメンの獣医さんかな?」 …イケメンといえばそうかもしれない。でもそうじゃないんです。     それは…     熱帯魚です!!     「なんだ魚か…」と思われた皆さま!そうがっかりしないでください!   水草や熱帯魚などで水中の世界を再現したものをアクアリウムと呼びますが、これには人の脳をリラックスさせる効果があると言われているんです。   いろいろな種類の魚が泳いでいますので、 あれは何だろうと言いながら探してみるのも楽しいかもしれません。   水槽は待合スペースに設置してあります。 ご来院の際には小さな魚たちが泳いでいる様子をぜひ覗いてみて、癒されてください!

フォースプレートのご紹介

2019年4月29日

皆さんこんにちは。ONE千葉どうぶつ整形外科センターです。   当院ではこの度、「フォースプレート」を導入致しました! なんだか耳慣れない名前ですよね。 本日はこのフォースプレートについて少しご説明いたします。   例えばこんなことはないでしょうか。   「ワンちゃんが歩いているとき、なんとなくどこかの足をかばっている」   「手足のけがの治療をしたけれど、実際の機能はどのぐらい回復しているのかな」     そんなときに役に立つのがこのフォースプレートです!   フォースプレート自体の役割は体重計に似ていて、上に載った物の重さをはかります。 ワンちゃんが歩いているときにこの上を通過してくれれば、どの足にどのくらいの体重をかけて歩いているかが数字で見えてくる、というわけ。   さらに、フォースプレートの上を歩いてもらうときには、その様子を特殊なビデオカメラで撮影しているので、たとえ歩いたときに速すぎて足の順番が見えなくても、映像と照らし合わせることでどの足にどのくらいの力をかけているかが解析できるのです!   これを使えば手足の使い方が客観的に見えるので、たとえばリハビリを継続している子でリハビリプランのご提案につなげたり、モチベーションアップにもなるかと思います!   ご興味がおありの方はぜひお気軽にお尋ねくださいね♪

膝蓋骨脱臼について②

2019年4月21日

こんにちは。ONE千葉どうぶつ整形外科センターです。   前回は膝蓋骨脱臼のお話をしました。膝蓋骨が脱臼すると歩きづらくなる可能性があり、脱臼には骨格の影響が関係しています。特に小型犬では骨格的な特徴から膝蓋骨が内側に脱臼する「膝蓋骨内方脱臼」が起きやすいとされています。   本日は、膝蓋骨内方脱臼の治療の考え方についてお話ししたいと思います。   脱臼の治療と言っても、人間の柔道整復師のように外れたものをはめて(整復して)終わり、とはいかないのです。というのは前述の記事でもお伝えしたとおり、脱臼が後ろ足の骨格全体のバランスに起因するためです。このバランスを矯正するためには外科手術が必要となる場合が多いです。   膝蓋骨は普段、膝の正面の靭帯(膝蓋骨とすねをつなぐバンド)に付着しており、大腿骨の先端の溝に、はまっています。また左右方向にも外側・内側支帯という靭帯(バンド)で引っ張られています。これら全てがうまくバランスをとることで、膝蓋骨は正しい位置に収まっています。   そのため、手術では、靭帯の向きの修正/内側・外側に引っ張る強さの調整/大腿骨の溝を深くする/周囲の筋肉のバランスの調整について、ひとつずつ矯正していきます。   そうしてバランスが整うことで脱臼しないようになると、足で体重を支えられるようになります。   そこからは足を使うことに慣れていく期間が必要です。手術部位が安定化するまで2カ月ほどはかかるため、必要に応じて水中リハビリなども取り入れながら徐々に運動機能の回復を目指します。水中のリハビリは水に浮くため、身体にかかる重力が少なくなり、早期に運動機能が回復することができます。   今回は以上です!特に成長期の仔犬は骨格のアンバランスが生じやすく、スキップなど歩き方に違和感が目立つようになることも多い時期です。普段から歩き方などを気にかけてみるきっかけになれば幸いです。

膝蓋骨脱臼について①

2019年4月21日

皆さんこんにちは。ONE千葉どうぶつ整形外科センターです。   しばらく前になってしまいましたが、膝の靭帯(前十字靭帯)を痛めたワンちゃんの手術のお話をしました。 今回は同じく膝の病気のお話です。   今回紹介する病気は「膝蓋骨(しつがいこつ)脱臼」です。 膝蓋骨は膝小僧のところにある小さな丸い骨で、「膝のお皿」や「パテラ」と呼ばれることが多いです。膝蓋骨は小さな骨ですが、膝を曲げ伸ばしする際に力がかかる場所なので大切な骨です。 膝蓋骨が正しい位置からズレてしまう(脱臼してしまう)と、膝に力がかからなくなって膝関節を屈伸できなくなってしまいます。 また、脱臼には程度があり、時々しか脱臼しない子もいれば、普段から脱臼しているという子もいます。脱臼をするとがに股になったり、歩く時にスキップが増えたり、後ろ足を挙げたままで歩いたりといった症状が見られるようになります。   膝蓋骨が脱臼する要因は様々ですが、トイプードルやチワワなどでは後ろ足の骨の形(骨格的な特徴)が要因であることが多く、小型犬種で膝蓋骨が内側に脱臼する「膝蓋骨内方脱臼」が一般的です。   手術による治療では「膝蓋骨を脱臼させないようにする」ために、膝蓋骨だけでなく、周りの骨や筋肉のバランスも矯正する必要があります。   詳しい手術の内容については今後お伝えしてまいります!

犬の前十字靭帯損傷について③

2019年3月1日

みなさんこんにちは。ONE千葉どうぶつ整形外科センターです。 本日は続けてもう一つ、過去のFacebook記事を紹介してまいります。


(2018年10月掲載記事より) 先日はワンちゃんの前十字靭帯がダメージを受けた場合の治療の考え方についてお話ししました。 ダメージを受けた靭帯そのものを修繕するのではなく、手術では「炎症を取ること」と「膝の関節を安定化すること」によって運動機能の回復を目標にするのでしたね。   今回は実際の手術ではどんなことをするのか紹介します。 膝の関節を安定化させる方法として当院で行っている方法は、「人工靭帯を通す方法」と「金属で骨の角度を矯正する方法」の2通りです。   人工靭帯を通す方法では、「Flo法」と呼ばれる方法を採用しています。膝の関節の周りの筋肉に、靭帯の役割をする糸を通して関節の安定化を図ります。術後は、膝の関節の周りが結合組織で補強されるまでの間、人工靭帯に頼って体重を支える必要があるため、骨格に対して体重の小さい小型犬に適しています。   金属で骨の角度を矯正する方法は数種類考案されていますが、なかでも「TPLO法」と呼ばれる方法を採用しています。この方法では、足に体重をかけたときに膝がくずおれないように、膝にかかる力を前方だけではなく後方にも分散させるよう、骨の角度を矯正します。実際には、脛の骨を一部切って角度を矯正したのち、金属のプレートとスクリュー(ネジ)を使って骨を固定します。金属は人工靭帯よりも強度が高く、大型犬の体重を支えるのにも適しています。切った骨は術後2か月ほどでくっつきます。   いずれもまずは膝の関節を安定化させることを目的とした手法です。手術だけで完治するわけではなく、術後少し時間をかけながら膝の関節が結合組織で安定化したら治療が終了となります。術後の管理などもしっかり見ていきましょう。

犬の前十字靭帯損傷について②

2019年3月1日

みなさんこんにちは。ONE千葉どうぶつ整形外科センターです。 今回も、過去のFacebook記事を紹介してまいります。


(2018年10月掲載記事より) 先日はワンちゃんの前十字靭帯についてお話ししました。 膝にある前十字靭帯は年齢とともにダメージを受けやすくなり、ダメージが蓄積すると歩きづらさや痛みにつながるのでしたね。 手術による治療方法についてお話する前に、治療の考え方について少しお話します。   前十字靭帯がダメージを受けているからと言って、靭帯そのものを修繕することはありません。一度ダメージを受けた靭帯を補強したりつなぎ合わせたりすることは基本的にはできないのです。手術の目的は①「痛みを取ること」と②「関節を安定化すること」の二点です。それによって最終的に「楽に歩けるようになること」が目標です。   まず、痛みを取るためには、関節の中で起きている炎症を取り除く必要があります。 膝の関節の中には、骨同士がぶつかる衝撃を吸収する半月板と呼ばれるクッションがありますが、前十字靭帯がダメージを受けていると関節の中で骨同士が接触しやすくなるため、半月板もダメージを受け、炎症を起こしやすくなります。まずは炎症を起こした半月板や前十字靭帯をきれいに取り除くことで、炎症や痛みが軽減されます。   次に、膝の関節を安定化するというのは、膝に体重をかけてもしっかりと支えられるようにすることです。前十字靭帯の役割は、足を地面に着くときに体の前方へかかる力を支えることでしたね。手術では、前十字靭帯そのものを修復するのではなく、靭帯のこの「役割」を補うことが目的です。   手術によって炎症や痛みが取れて膝の関節が安定化すれば、動物は足を安心して使えるようになります。そうして足を使っていくうちに、膝の関節の周りに2か月ほどかけて徐々に結合組織と呼ばれる組織が生まれて関節が補強されるので、関節はより安定したものになっていくのです。   まずは手術で痛みを取り、関節を安定化させ、足に体重をかけられるようにすること。 その後は時間をかけて関節をより強固なものに回復させること。そしてそれによって楽に歩けるようにすること。これが手術による治療の考え方です。

犬の前十字靭帯損傷について①

2019年2月16日

みなさんこんにちは。ONE千葉どうぶつ整形外科センターです。 本日より、Facebookにて紹介している記事をこちらのブログでも掲載いたします! まずは過去の記事を紹介してまいります。どうぞよろしくお願いいたします。


(2018年10月掲載記事より) 突然ですが、前十字靭帯という言葉をご存知ですか? サッカー選手が試合中の事故で「前十字靭帯を断裂した」というようなニュースを耳にしたことがあるかもしれません。   先日、当院でワンちゃんの前十字靭帯の損傷に対する手術がありました。 そこで今回は、前十字靭帯の損傷について少しお話ししたいと思います。   前十字靭帯は膝の関節にある靱帯で、体の前へかかる体重を支えています。 前十字靭帯がダメージを受けると、痛みが出て歩きにくくなるだけでなく、ダメージの程度が大きくなれば体重を支えることができなくなるため、足を地面に着くことすら難しくなるのです。 人間では接触事故などのケガで傷めることの多いこの靱帯ですが、ワンちゃんの場合はケガよりも加齢によって少しずつ劣化することが多いと言われています。さらに、体重が増えすぎると靱帯への負担も大きくなります。   初期の症状は、後ろ足をかばうような歩き方として気づかれることが多いです。 靱帯のダメージが進行すると、膝の関節の中で炎症が強くなったり、靱帯の近くにあり骨同士のクッションの役割を果たす半月板の損傷を伴ったりして、歩き方が悪化します。   歩きづらさや痛みは日常生活の質の低下に直結してきます。 軽度の場合は安静、痛み止め、体重コントロールなどで経過を観察することもありますが、進行した場合や痛みの強い場合などには、手術による治療を考慮します。   今回はここまでです。実際の手術の方法は後日紹介してまいります! 毎日の生活の中で、ワンちゃんの体重や歩き方について、少し気にかけてみるきっかけになれば幸いです。  

ブログは不定期で掲載いたします。

2018年10月14日

今後、ブログも不定期にて掲載予定です。どうぞ宜しくお願いします。

飼い主様へ 獣医師様へ